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暮らしは、だいたい予定通りにはいかない🏠🌿




朝ちゃんと起きられた日より、少し寝坊してバタバタした日のほうが、なぜか記憶に残っていたりします。コーヒーを入れようとして少しこぼしたり、洗濯物を干そうとして空を見上げてため息をついたり。そういう小さな出来事が、暮らしの正体なんだと思います。



家の話をするとき、多くの人は「間取り」「築年数」「価格」の話をします。でも実際にそこで過ごす毎日は、そんな数字や図面だけでは語れません。朝の光がどこから入るか、夜にどの部屋が一番落ち着くか、疲れて帰ってきたときに深呼吸できるかどうか。

暮らしって、感覚の積み重ねなんですよね。


・玄関で靴を脱いだ瞬間

・キッチンで一人になれる時間

・窓を開けたときの風の通り道


こういうことは、図面には残りません。でも、毎日ちゃんと心に残ります✨




「ちゃんとした家」より「合っている家」🪴


よく「いい家ですね」と言われる家があります。

でもその“いい”は、人によって全然違います。広いほうがいい人もいれば、掃除が楽なほうがいい人もいる。人を呼ぶのが好きな人もいれば、静かに過ごしたい人もいる。



だから私たちは、完成した建物だけを見るよりも、その前の時間を大事にしたいと思っています。

どんな一日を過ごしているのか、どんなことで疲れて、どんなことで少し元気になるのか。家は、その人の生活に寄り添う道具だからです。


急がせない理由も、そこにあります。早く決めることより、納得して選ぶことのほうが、ずっと大切だと思っているから。暮らしは長く続くものなので、少し立ち止まる時間も必要です⏳



現場と事務所のあいだで起きていること🔧📐


私たちの仕事は、現場か事務所か、どちらかだけではありません。そのあいだを何度も行き来しています。図面を見て、現場を見て、また戻って考える。その繰り返しです。


実際に建てる人、直す人、暮らす人。それぞれの目線が少しずつ違うからこそ、間に立って調整する時間が必要になります。言葉にすると地味ですが、この時間があるかどうかで、出来上がりの安心感は大きく変わります。


「完成」より前に、すでに暮らしは始まっている。

その感覚を忘れないようにしています。




特別じゃない日々が、ちゃんと続くように🌷


派手な暮らしじゃなくていい。SNSに載せるような毎日じゃなくてもいい。ただ、無理せず、背伸びせず、少し安心できる場所があること。それが一番の贅沢かもしれません。


今日もどこかで、洗濯物を取り込みながら夕飯のことを考えている人がいて、仕事帰りにスーパーに寄って、少し重い袋を持って帰っている人がいる。その日常が、ちゃんと続くように。


家の話をしているようで、実は暮らしの話をしています。

それはきっと、派手じゃないけど、静かに大事なこと。


この文章を読んで、ほんの少しでも「わかるな」と思ってもらえたなら、それだけで十分です😊

 
 
 

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