現場と事務所、そのあいだの仕事
- sekikensuzuki
- 1月23日
- 読了時間: 2分
建物づくりの仕事は、「現場」か「事務所」か、どちらかに分けて考えられがちです。
外で工事をする人、机に向かって書類を作る人。
でも実際の仕事は、その真ん中にある時間がとても多いと感じています。
現場で見たこと、気づいたことを、そのまま事務所に持ち帰って終わりにすることはありません。
図面を見直したり、工程を調整したり、関係する人たちと細かく共有する時間が必要になります。
反対に、事務所で考えた計画も、そのまま現場に当てはめられるとは限りません。
実際に足を運び、空気や状況を確かめながら、
「今、この場所に合っているか」を考え直すことが多くあります。
その行き来の中で生まれるのが、現場と事務所をつなぐ“あいだの仕事”です。
図面を描くことでも、作業を進めることでもなく、考えること、伝えること、すり合わせること。とても地味ですが、欠かせない時間です。
この時間があるからこそ、現場では無理のない施工ができ、
事務所では現実に即した判断ができます。
どちらか一方だけでは、うまくいかないことも多いのです。
私たちは、現場と事務所の距離をできるだけ近く保ちたいと考えています。
足を運び、話を聞き、確認する。
その積み重ねが、トラブルを防ぎ、安心して任せてもらえる仕事につながっていくと思っています。
目に見える作業の裏側で、現場と事務所を行き来する時間があります。
そのあいだの仕事こそが、建物づくりの質を支えていると、私たちは考えています。



コメント